12月1,15日の「ふうえば」

令和最初の師走もすでに半分近くが過ぎました。早いですね。

ふうえば は12月から月3回ペースに戻り、1日,15日と実施しました。

次回22日が本年最後です。

 

英語時事。今日は、豪州クイーンズランド州で暑い車のなかに子どもたちを放置して死なせてしまった母親が「殺人罪」で起訴されたというBBCの記事(英語)、イタリアで子どもを車内に置き去りにされた場合に警告を発する装置の常備が義務づけられたというCNNの記事(日本語)などを読んで、この問題をどう考えるか議論。本日は4名出席。うち1名は初参加の短大1年生Oさん。参加ありがとうございます。

 

・クイーンズランド州法で殺人罪の定義に加わった "reckless indifference to human life" により母親は起訴されたのだが、この条文では犯罪構成要件としては曖昧ではないか、という疑問が3名から。

・テクノロジーをもっと用いて子どもを守るべきとの意見が10代、20代の参加者から。車のなかのセンサーやAI機能、あるいは駐車場の監視カメラを用いて体温などから発見・警告できるのではないかとの意見である。確かに技術的にはできると、参加者のひとりIT企業役員。

・ただし、テクノロジーのみに頼るのではなく、モラル向上も大事、また、電気が使えなくなった時の危機管理能力などが必要、といった意見が出て、おおむね皆、賛成

・児童相談所の強化(人員増、法律家の参加、警察との連携)なども大事

・児童相談所だけに任せすぎ。学校・地域も一緒に担う必要、と初参加のOさん。全員賛成

・40代、50代参加者から、PTAや育成会で体験したことなどに基づいての、学校、地域で出来ることの話と、近年は参加しない人が多数いるという実態の話など

・パチンコ屋さんに託児所を、と40代参加者からの意見。なるほどと調べると、もう実践しているパチンコ屋さんもあり。(すみません、今もパチンコ屋さんという言い方が良いのかわからないです。参加した4人全員、パチンコ等をやらないので)

 

等々、いろいろな意見が出ました。